私たちの原点

それは、2011年3月11日の東日本大震災、そして引き続いて発生した福島第一原発の過酷事故です。あのとき、電力、ガス、交通などのライフラインは寸断されました。私たちが頼ってきたものは、本当に脆弱で役に立たないものでした。分散型で小さく完結した上で、相互に補完しあう仕組みこそが大切だったのです。
原発とは共存できない
福島原発事故は、原発が私たち人間とは共存できないことを、あらためて確信させてくれました。人々が丹精込めて育てた農地も、森林も、川も海も放射能に汚染されたのです。範囲も尋常ではありません。高濃度の汚染地は福島県を超えて、首都圏にまで及びました。多くの人が故郷を追われ、家、田畑、会社、事業、コミュニティなど財産を失いました。
化石燃料依存は「国富」流出
全原発が止まったあと、今度は石炭、石油、天然ガスによる発電が電気のほぼすべてを占めるようになりました。日本は化石燃料の資源国ではありません。しかも化石資源は常に「枯渇」の心配を抱え、投機的マネーによる価格乱高下も繰り返しています。エネルギーのために「国富」を流出し、産業基盤を不安定にすることは、もうやめねばなりません。
回答は「自然エネルギー」
答えは日本に無尽蔵にある資源、太陽や風、水、地熱、といった自然エネルギーしかありません。これらの燃料費は「無料」です。巨大投資が必要だとしても、それ以上の、化石燃料購入費として消えているお金を、国内に還流させることができるのです。